バスケット特有のルール
どのチームスポーツにも背番号にはそれぞれのスポーツ特有のルールがあるものですよね。例えば野球で言えば1番がエースナンバーですし、サッカーで言えば10番が司令塔・エースを意味するなどがあります。
バスケットボールにももちろん独自のルールがあり、ユニフォームの背番号にまつわる慣習があります。
知ってる人には当然の知識ではありますが、初心者の方には知らなかったということも多いと思いますので
今回はバスケユニフォームの番号にまつわる内容をご紹介したいと思います。
なお、今回の内容はあくまでも一般的な内容なので、チームによっては独自の決定方法があったりしますので
あくまでも一つの捉え方としてお読みいただければと思います。
ポジション番号について
バスケでは背番号とは別にポジション番号という考え方があり、この番号によって役割を分担しているという意味があります。
ポジション内容の内訳としては以下の内容になります。
1番→ポイントガード
ドリブルでボールを相手のゴールまで運ぶ役割。ゲームメイカー。
2番→シューティングガード
外からシュートを打つポジション。遠距離のシュートの正確さが重要なポジション。
3番→スモールフォワード
得点の稼ぎ頭でチームのエース的ポジション。
4番→パワーフォワード
外からシュートを打つことはあまりなく、センターなみのディフェンス力、リバウンド力が求められる。
5番→センター
攻守の切り替えに重要なポジションでゴール下での体を張ったプレイが大事。
背番号について
バスケの背番号は審判のサインの関係から1番から3番は使うことはできません。
つまり必ず4番以上の番号が割り当てられることになります。
背番号はポジション番号に3を足した数が当てはまることが多いようです。
4番→センターまたはポイントガード。キャプテンが多い。
5番→センターまたはポイントガード。副キャプテンが多い。
6番→シューティングガード。
7番→スモールフォワード。いわゆるエースが多い。スラムダンクの流川タイプ。
8番→パワーフォワード
背番号から役割がわかってくると、バスケというスポーツをより深く理解できますよね。
有名選手が着けた背番号
23番
言わずもがなマイケルジョーダンの背番号ですね。ジョーダンをリスペクトするレブロンジェームズやアンソニーデイビスも着用したことで有名な番号です。そういえばデビッドベッカムも着用してましたよね。
なぜジョーダンが23を選んだかというと、ジョーダンの兄が45をつけていて、兄の半分以上はうまくなりたかったから45を2で割って端数を切り上げたという説があります。この話はとっても素敵ですね。
32番
マジックジョンソンがつけた番号です。シャキール・オニールなどものちに受け継いだ番号ですね。
33番
トリック・ユーイング、スコッティ・ピペン、ラリー・バード、カリーム・アブドゥル=ジャバーなど数々の有名選手がつけているNBAでは有名な番号です。
91番
デニスロッドマンがブルズでつけていた番号です。ブルズ移籍時にそれまでのお気に入りだった10番が永久欠番だったため9+1=10という意味で選んだという逸話があります。